奥義は基本にあり


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僕は20年以上空手を学んできました。

いまはもうやってないですけどね。

 

よく武道や格闘技の漫画に奥義って出てくるじゃないですか。

実際の武道・格闘技の場合、奥義ってないんですよね。

中国武術などはもしかしたらあるのかもしれないですけど、

日本の武道にはないですよ。

空手にもありません。

 

奥義、すなわち「特別」なことってないんですよ。

ただあえて奥義といえば、

それは「基本稽古」が空手の奥義なんですよね。

 

空手の世界には、

「空手の奥義は基本にあり」

という言葉があります。

この言葉、日本人特有の謙虚さを表しての言葉じゃないんですよ。

んなわきゃないだろ!

基本稽古なんて準備運動!

と思っていた時期もありましたけどね。

 

↑これね、武道の経験者なら凄くわかってくれると思いますw

でも経験を積んでいくうちに、実感したんです。

基本に奥義があるって。

基本・・・最も基礎的なことが奥義。

その通りだと思います。

おそらく日本の武道は、そのほとんどが奥義を最初に教えますよ。

 

物事って何でもそうでしょうけども、上達してくると、

だんだん基本をおろそかにしてしまうんですよね。

 

少し専門的な話になりますが、

空手に関して言えば、派手な技、

トリッキーな技、多彩なコンビネーション、

そんなことを覚えたがるし、

組手や試合で使いたがるんです。

 

それを覚えることを否定はしません。

そういった技を器用に使える人は、

それはそれでいいですよ。

 

でも、怖いのは基本的な技のクオリティーが高い人、

それが一番怖いし、嫌な相手なんですね。

最終的には、多彩な技が使える人よりも、

そうした人が勝つんですよ。

 

希に基本的な技がうまくて、技が多彩という

天才もいますけど(^_^;)

でね、そうした基本的な技のクオリティーを上げるには

どうしたらいいかというと、

単純に日々反復していくしかないんです。

 

反復稽古するしかないんですよ。

そうやって、体に技を染みこませ、

その技を考えなくても「自然」と出るように、

「反射的」に出るようにしないといけないんですね。

 

スピリチュアルなことに関して言えば、

僕はスピリチュアルの基本、すなわち奥義ですよね、

それが禅の教えにあると思うのです。

禅の教えは、生き方の奥義(基本)でもあると思います。

 

シンプルすぎるがゆえに、ピンとこなかったり、

見落とされてしまいがちですけどね。

昨日の記事の不立文字にしてもそうですけども、

●日々是好日(ひびこれこうじつ)
晴の日も雨の日も楽しい日も辛い日も、

全てが人生最良の日であるいう意味。

 

行雲流水(こううんりゅうすい)
空行く雲や流れる水のように、

深く物事に執着しないで

自然の成り行きに任せて行動するたとえ。

 

●山是山水是水(やまこれやまみずこれみず)
山は山として水は水として完結している意味。

そのままでその存在を十全に発揮していること。

 

これらは、すべて有名な禅語です。

どこかで耳にしたことがある方も多いと思います。

禅では、惜しげもなく、奥義(基本)が

オープンに伝えられてきています。

 

僕は、そんな禅の奥義を大事にし、

生活の中で反復し、生きていきたいと思っております。