「わたし、定時で帰ります。」というドラマがTBSで始まりました。
キャスト第二弾が発表されました!吉高さん演じる結衣の恋人役に中丸雄一さんが決定✨ふたりの胸キュン恋人シーンは見逃せません!#わた定 #吉高由里子 #向井理 #柄本時生 #中丸雄一 #泉澤祐希 #シシドカフカ #内田有紀 #ユースケサンタマリア #火曜ドラマ #tbs #KATTUNhttps://t.co/StEDg5pjUg
— 火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第2話 4/23放送⏰ (@watashi_teiji) February 19, 2019
このドラマを見まして、共感することが多々ありました。
簡単にドラマの内容を紹介しますと・・・主人公の東山結衣(吉高由里子)はWEB制作会社に勤める会社員。
WEB制作会社といえば、遅くまで残業することが当たり前なのですが、東山はいつも定時の18時に帰ります。
なぜなら残業が嫌いだから。
新卒で入った会社で、倒れるまで働いたことで、労働観が変わり転職。
転職活動中は、面接で残業しないことを伝え、落ちまくったものの、何とか今の会社にたどり着き入社しました。
僕もこの主人公と同じような経験をしました。
新卒で入った会社で、毎日終電まで働き、土日も自宅でお仕事。仕事量が多くて、休む余裕がなかったんですね。
そんな日々が続く中で、体に変調が起き始めたんですよ。
夕方になると、猛烈にだるくなるんです。
熱っぽい。
それでも仕事がありますから残業してました。そんな状態が1ヶ月ほど続いたある日、咳が止まらなくなったんですね。
止まらない咳を押さえ込もうと手で口を塞いだとき、両手いっぱいに血を吐いたんですよ。
両手が真っ赤になりましたね。
また高熱が出て、布団から起き上がれなくなったんです。トイレに行くときは、這っていきましたからね。
あきらかに異常な状態で、フラフラしながら必死の思いで近所の病院に行きました。
血液検査をしてもらい結果が出るまで安静にしていること。
1週間後に出た結果は肺結核でした。そこの病院には入院の設備がなかったので、大きな病院を紹介してもらいまして、4ヶ月ほど入院しました。
そのうち1ヶ月はほぼベッドの住人です。
自分が抱えていた仕事は、他の方にお願いすることになり、病院に来てもらい簡単な引き継ぎを行いました。
で、上司には電話でお詫びの連絡をしたんですね。
そうしたら「てめえ、仕事に穴あけやがって!損害賠償ものだぞ!お前クビにするぞ!」と怒鳴られたんですよ。
まあ、真っ黒なブラック企業にいましたら、その上司もドブラックな人で。
怒れば鉄拳制裁があったりしましたよ。先輩社員は殴られて、目に青タンが出来たし、僕はよく蹴られていました。
今じゃ考えられないですけども。その当時でも考えられなかったかな。もう暴力振るった時点でアウトでしょ。
いつも上司には平身低頭の僕も、そのときはさすがにキレまして、「こんな会社やめてやるよ。勝手にクビしろ!」と言って、電話を切ったんですね。
そして望み通りクビになりましたよ(笑)
こうした経験をしてから、僕も労働観が変わりましたね。
体壊してまで働いてどうするの?
会社や仕事に、そこまで人生かけてどうするの?
こんな人間味のない上司と働いてどうするの?
会社員って所詮は捨て駒だよね、消耗品だよね。
と思うようになったんですよね。
それにしても時代は変わったなーとも思います。
20年ほど前は仕事と会社に命をかける「サラリーマン金太郎」が流行ったし、12年前もバリキャリ女性を描いたドラマ「働きマン」が流行りましたよね。
仕事や会社に忠実な人が主人公だったんですよ。
左 平成
— 引き算で考える翁 (@okinaiori) April 22, 2019
右 令和 pic.twitter.com/gsJsNmH6TS
僕はこの手のドラマは冷ややかな目で見ていたし、最後まで見ることが出来ませんでした。
というのも、自分とはあまりに生き方が違いすぎて。
時代の流れとしては、もう会社に忠誠を尽くすという時代ではなくなってますよね。
「仕事を一生懸命にやる!」それはいいと思うのですが、節度をもってですよね。
昔は家庭を顧みないような働き方(生き方)がもてはやされましたが、そうした労働観では、家族をも巻き込むことになるので、もう流行ることはないでしょうね。
このドラマ、今後どうなるのか。
ただ、やっぱり「仕事・会社=人生」とか「残業もしないとね」みたいな流れにはなって欲しくないと思います。
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